三条市内の若手経営者や後継者で構成するチーム「カワコッチ」が24日から26日まで燕三条地場産業振興センターで開かれている「燕三条ものづくりメッセ2018」に出展している。
昨年、三条市が若手後継者の下請けのセミナーを企画するなかで、まずはコミュニケーションをと交流会を開いたのをきっかけに、メンバーが共同して商品開発するプロジェクトが始まった。
いつしか燕三条ものづくりメッセへの出展が目標に設定し、実現させた。メンバーは18人。「五十嵐川のこっち(南)側」の意味でチーム名を「カワコッチ」とした。
会場ではプロトタイプのコートハンガー、折りたたみチェア、カップホルダー、ミニ組み立てテーブル、鉛筆削り、木工加工機などを展示するとともにアウトドアWEBマガジン「.HYAKKEI」の発注で製作し、まもなく発売されるアウトドア用ケトルも展示している。
メンバー集めなどのコーディネーター役になったのが三条ものづくり学校の斎藤広幸事務局長で、「プロトタイプを商品化させ、販路を見つけていきたい」と話している。
(佐藤)