21日告示の三条市長選挙で無投票で4選を果たした国定勇人市長に29日、当選証書が付与された。任期は11月12日から2022年11月11日までの4年間。
国定市長は、選挙執行日の前日28日に開かれた選挙会で正式に当選人として決定された。三条市選挙管理委員会は、午前10時から当選証書付与式を行い、高野賢司選挙管理委員長が当選証書を読み上げて、国定市長に手渡した。
高野委員長は、これからの4年間は、高齢化社会や人口減少にあらがうべく総合計画に掲げた医療系高等教育機関や実学系ものづくり大学、スポーツ・文化交流複合施設、図書館等複合施設など大型プロジェクトの推進をはじめ、さまざまな問題が山積することなど、これまで以上に市政のかじ取りが難しくなるとし、「市民に今回の選挙で市民にうったえられました政策の一つひとつ、着実にやり遂げることで、選挙公約に掲げられた持続可能なまちづくりから持続確実なまちと、市民の負託に応えて頂きたい」。
「そのためには、これまで培ってきた豊富な知識と経験、行動力をいかんなく発揮され、三条市の更なる発展と市民の幸せのために、引き続きご尽力を承りますよう希望いたします」とあいさつし、さらなる活躍を願った。
国定市長は、式の後、インタビューに答えた。当選証書を頂く重みは大きいものがあるとし、「改めて市民の皆さんの負託に応えるべく、全身全霊を傾けて邁進して参りたいと思いましたし、とくに委員長さんから具体的に私に課せられた克服しなければいけない課題を提示して頂き、そこに大きな期待も感じることができましたので、委員長さんから言われた言葉にしっかり添えるように、そむくことのないように、しっかりと市政運営に取り組んでいきたい」と思いを新たにしたと話した。
(坂井)