燕市議選は新人の柴山唯氏がトップ当選して“唯一”に (2018.10.29)

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任期満了に伴う燕市議選が28日行われ、定数20に対して4人超過となる現職20人と新人4人の24人が立候補し、現職17人と新人3人が当選。トップ当選は新人の柴山唯氏(35)で、2位を1,400票近く引き離す圧巻の4,259票で初当選を果たした。

万歳三唱する柴山陣営
万歳三唱する柴山陣営

柴山氏は燕市長渡の選挙事務所で、午後11時30分過ぎの開票速報で柴山氏1人だけが2,000票を獲得したと確認した時点で、集まった40人ほどの支援者らの前に立ち、「ありがとうございました」と深く頭を下げた。

「この政治の道に入って丸8年、燕市に縁あって嫁がせて頂いて丸5年、地域の方々や親族のおかげで、すばらしい燕市で暮らしてくることができました」。「今回の選挙では一番若く未熟者で、自分が燕市にとって仕事をしっかりとしていけるのか、まだまだ努力が必要なことがたくさんあると思います」。

支持者らと握手する柴山氏
支持者らと握手する柴山氏

「病院や保育園の問題、われわれのような30代、40代の働く世代や子育て世代、たくさんの悩みや不安を抱えているといると思います」とし、その問題をすべてを自分ひとりでやっていくことはできないと思うが、「今までやってきたこと、ひとり一人のお声を聞いて、一つひとつ着実に向き合っていく、そのことだけはしっかりと忘れずにやっていきたい」と誓った。

「自分は、もっともっとすばらしくなっていく燕市のために、身を粉にして、声が出るように、自分が動けるまで、しっかり走っていきたいと思います」、さらに、叱咤激励頂きながら、頑張っていきたいと、支援を求め、「燕市全体もそうですし、この地元の松長地区も、もっともっと人が増えて賑やかになっていくように、わたしのできるころを精一杯やらせて頂きます」。支援者らに感謝の言葉を述べ、「皆さまの期待を裏切らないように精いっぱい頑張らせて頂きます」と決意を示した。

花束を受ける柴山氏
花束を受ける柴山氏

あいさつのあと、支援者や家族とともに万歳三唱、花束贈呈を行った。その後、確定のころにかつて柴山氏が秘書を務めた鷲尾英一郎衆議院議員がお祝いに駆け付け、全員で再び、万歳三唱を行った。

柴山氏は、4,000票を上回るだんとつの得票で初当選を果たしたことについて、「若い世代として、女性として重く受け止めています」。「ものすごく責任を感じています」と話す一方、若い世代や女性として、燕市民が求めているんだと受け止めていた。

(坂井)


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