28日に投開票が行われた新潟県燕市の市議選の当選証書付与式が明けて29日午前10時から燕市役所で行われ、燕市選挙管理委員会の田中誠一委員長から当選した20人に当選証書を手渡した。
市議選は定数が現行の24から4減って20となり、24人が立候補した。付与式には当選した20人が出席。得票の多かった順で当選証書を付与した。任期は11月1日から4年間。
田中委員長は「選挙戦で示された市政への熱い思いを公約をもって明るい未来を開けるまちになるよう英知を結集して市の発展のために尽力してほしい」と求めた。
閉式後、鈴木力市長、南波瑞夫副市長、仲野孝教育長が当選者の前に並んで鈴木市長があいさつした。鈴木市長は山積する課題の解決に向けて議会と執行部の力を合わせて連携する必要があると協力を求め、「12月議会でもちょっと重たい課題をいくつかをさっそく提案させていただくこともあるかと思うので、しっかりと受け止めていただいていろんな意見交換をさせていただければ」と述べた。
4,295票の記録的な得票でトップ当選した新人の柴山唯氏(35)は、「当選証書をもらって身の引き締まる思いでいっぱい」、「たくさんの方の期待に沿っていけるようにしっかりお一人おひとりとお話ししながら市政につなげていけるように働いていきたい」と話した。
また付与式では2人が遅刻するというお粗末なひとこもあった。
(佐藤)