秋の行楽シーズンに「弥彦を描く」公募展始まる (2018.10.29)

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越後一宮の弥彦神社や弥彦温泉で知られる新潟県を代表する観光地の弥彦村を題材にした第16回「弥彦を描く」公募展が28日から11月18日まで弥彦村総合コミュニティセンターで開かれている。

第16回「弥彦を描く」公募展
第16回「弥彦を描く」公募展

毎年開かれている公募展で日本画に38人の39点、洋画に69人の81点の計107人から120点の応募があった。審査の結果、入賞、入選した108点と招待出品7点、審査員出品6点を展示。さらに昨年が第15回の区切りだったこともあり、ことしは過去の最高賞「弥彦大賞」受賞作27点も展示し、合わせて148点が会場を彩っている。

初日28日は会場で表彰式が行われ、日本画15点と洋画21点の受賞作品の作者に賞状や副賞が贈られた。表彰式後は受賞作品と並んで記念写真を撮るなど晴れやかな雰囲気だった。弥彦神社では11月1日から弥彦菊まつりが開かれて秋の行楽シーズンはピークを迎え、秋の弥彦観光のひとつとして「弥彦を描く」公募展が楽しめる。

28日行われた表彰式
28日行われた表彰式

会期中は休みなく毎日午前9時半から午後4時まで開場し、入場無料。作品解説があり、28日は日本画審査員の藤田チヨ子さんが行ったほか、いずれも午前10時半から11月3日(祝・土)は日本画審査員の田中百合子さん、4日(土)は文化芸術振興審議会委員の穂苅春雄さん、10日(日)は洋画審査員の滝沢徳さん、11日(土)は洋画審査員の高橋正則さん、17日(土)は文化芸術振興審議会委員の中野雅友さんがそれぞれ作品解説を行う。

2部門とも最高賞の最高賞の弥彦大賞、それに次ぐ準弥彦大賞が1点ずつ、奨励賞2点、新潟日報美術振興賞と彌彦神社賞が1点ずつの受賞作品や作者は次の通り。敬称略。

日本画部門

弥彦大賞「静かな森」山吉美和(新潟市西区)
準弥彦大賞「守護獣」坂上輝雄(三条市)
奨励賞「出穂」梅沢晴美
奨励賞「出穂」梅沢晴美(新潟市西蒲区)
奨励賞「神水」山本貞春
奨励賞「神水」山本貞春(長岡市)
新潟日報美術振興賞「家路」尾崎洋子
新潟日報美術振興賞「家路」尾崎洋子(三条市)
彌彦神社賞「夏井の稲架木」小野寺洋子
彌彦神社賞「夏井の稲架木」小野寺洋子(新潟市中央区)

洋画部門

弥彦大賞「もみじ谷」八木孝雄
弥彦大賞「もみじ谷」八木孝雄(新潟市西区)
準弥彦大賞「おばあちゃんに教えてもらったこと」たけのかよこ 準弥彦大賞「おばあちゃんに教えてもらったこと」たけのかよこ
準弥彦大賞「おばあちゃんに教えてもらったこと」たけのかよこ(燕市)
奨励賞「山微笑う」小杉和子
奨励賞「山微笑う」小杉和子(新潟市西区)
奨励賞「陽光」石井美奈子
奨励賞「陽光」石井美奈子(阿賀野市)
新潟日報美術振興賞「弥彦秋色」井口宏
新潟日報美術振興賞「弥彦秋色」井口宏(魚沼市)
彌彦神社賞「陽だまり」堀茂子 堀茂子
彌彦神社賞「陽だまり」堀茂子(燕市)

(佐藤)


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