蒲原ガス株式会社(岩崎孝秋社長・本社新潟市西蒲区巻甲)は29日、ことしもガス展で行ったチャリティーから8万円余りを燕市の社会福祉に役立ててほしいと燕市社会福祉協議会(山岡重雄会長)に寄付した。
同社は燕市の吉田地区と分水地区、弥彦村、新潟市の巻地区にガスを供給している。毎年秋、ガス暖房機の需要期前にガス展を開いている。チャリティーはことしで6年目。飲食ブースや縁日広場の売り上げをチャリティーに充て、ユーザーの件数の割合に比例して各地の社会福祉協議会に寄付している。
ことしは20、21の2日間、本社会場と巻店会場、燕吉田店会場の3カ所でガス展を開き、合わせて前年比135.6%の2,581人が来場した。寄付額は燕市81,717円、弥彦村24,969円、新潟市120,306円となった。燕市への寄付は第1回から今回で累計776,657円になった。
29日、蒲原ガスの遠藤一昭常務取締役が燕市社会福祉協議会を訪れ、五十嵐一夫常務理事にのし袋に包んだ寄付を手渡した。遠藤常務取締役は「ことしは親子連れが多く、子どもは昨年の2倍くらいの来場があった」とガス展の盛況を喜び、五十嵐常務理事は「福祉の充実に使わせていただきます」と寄付の継続に感謝した。