三条市は17日午前10時から、「伸ばそう、子どもの『やりたい!』と親の見守る力」をテーマにした父子で参加する男性向け家事・育児セミナーを初めて開く。子どもたちはカレーライスを調理し、男親が見守りながら共に楽しく学ぶ内容で、父親と子、祖父と孫を対象に参加者を募集している。
男親が同テーマの講座を受講し、同時に子どもたちは調理実習を行う。調理は、鍋でご飯を炊いて、カレーを作り、昼食に父親らといっしょ食べる。講師は、NPO法人ハートフルコミュニケーション理事の土田陽子さん(燕市)、食育インストラクターの青山珠江さん(三条市)の2人。
会場は、三条ものづくり学校内の三条市男女共同参画センターと調理実習室。対象は、父親と子ども、祖父と孫。参加する子どもは年長から小学6年生まで。定員は、親子8組16人。参加費は無料。
当日は、午前10時に開会。10時10分から午後0時10分まで、親は講座、子どもは調理実習。0時10分から会食、後片付けや感想タイムなどを行って、1時半に終わる。
参加する子どもは、調理実習用に三角巾、エプロン、マスク、手拭用タオルを用意する。
主催の市民部地域経営課によると、事前の申し込みが必要だが、保育ルーム(1人200円)も用意しているので、開催時間の3時間ほどだが、お母さんをフリーにしてあげる時間にもできるのではとの提案も。子どもたちが自分の力で何かをする体験とあわせて、父親力をアップさせる楽しい講座なので、お父さんやおじいちゃんに、気軽な参加をと呼びかけている。
申込みや問い合わせは、三条市市民部地域経営課(電話:0256-34-5624、電子メール: chiikikeiei@city.sanjo.niigata.jp )へ。応募締切は、11月12日。
(坂井)