新潟県燕市の粟生津地区のコミュニティー組織「粟生津親栄会」(荒木正美会長)は、3日(土)午後4時から8時まで地元の粟生津体育文化センターとその周辺を会場に昨年に続いて「灯りの祭典」を開く。
昨年初めて開き、さまざまに趣向を凝らしたあかりやイルミネーションで会場を飾った。しかしあいにくの雨と寒波に見舞われてさんざんだったが、ことしもそのリベンジをと継続することになった。
規模はやや縮小するが、たくさんのあかりを飾る。粟生津保育園西側広場にタケを組み合わせた大きなあかりを設置する。
旧吉田町の5保育園の園児が絵を描いた350の灯ろうを設置するが、この夏の吉田まつりで飾る予定だったが雨のため飾られなかったもので、これもリベンジだ。
加茂市で調達した風鈴と呼ぶ木製のあかり、粟生津小学校の3年生以下の56人が作った工作も展示。ほかにもイルミネーションやペットボトルにあかりを入れたキャンドルロードなども。ほかにも、鯛焼き、たこ焼き、うどん、カレーなどを売るキッチンカーや屋台が並び、あかりのワークショップやよさこい演舞もあり、たっぷりと秋の夜を楽しめる。
当日に向けて1カ月も前から週に3日は同センターに集まってあかりの製作など準備を進めてきた。幸い今回は晴れ予報。荒木正美会長(55)は、「去年は力を出し過ぎたのか、ことしはまたやるの?という声もあったけど、準備が始まったらみんな何とかしなきゃと頑張ってくれた。親子で見に来てほしい」と来場を待っている。