歌とコントラバスの2人のユニット「チリンとドロン」のコンサートが11日(日)、三条ものづくり学校(新潟県三条市桜木町)で開かれる。
午後1時からと3時からの2回公演だが、午後1時からの回はすでにチケットが完売している。あわせて午前11時から午後4時まで楽しいクリエイターやおいしいおやつが集まるマルシェも開かれ、駄菓子やベーグル、福祉プロダクト、本、菓子などを販売する店や似顔絵、ワークショップなど7店が出店する。
「チリンとドロン」は、歌の松本野々歩(まつもとののほ)さんとコントラバスの田中馨(たなかけい)さんのユニット。松本さんは2015年に三条市で公演したことがある「ロバの音楽座」のリーダー松本雅隆さんの長女。ロバハウスで、音楽と古楽器に囲まれて育った。
田中とともに、幅広い層に人気のアコースティックバンドショピンのほか、音楽、踊り、ものづくりなどを通して「あそび」を考えるユニットロバート・バーローのメンバー。CMソングや、さまざまなアーティストのコーラス、ワークショップなどの音楽活動のほか、生まれ育ったロバハウスで、自身の企画する音楽イベントも開催している。
田中さんは、星野源さんがリーダーだった元SAKEROCKのベーシスト。今は自身のプロジェクトHei Tanaka、ショピンやロバート・バーローを軸にトクマルシューゴや川村亘平斎をはじめ、数多くのミュージシャンと音楽活動のほか、舞台作品や映像作品などの音楽も担当する。
2015年東京芸術劇場「気づかいルーシー」、2016年PARCO劇場「ボクの穴、彼の穴。」、さいたま芸術劇場「1万人のゴールドシアター」音楽担当。Eテレ「いないいないばぁ」楽曲提供(「マックロカゲロン」)、2018年からベネッセ「こどもちゃれんじ」アレンジ、曲提供している。
このコンサートは、地元のファンなどが運営事務局を組織して主催する。同じ日、三条ものづくり学校では「燕三条ミニ四駆大学 OPEN CAMPUS 2018」も開かれてにぎわう。チケットはおとな1,500円、15歳以下1,000円、3歳以下は無料。チケットは午後3時からの2回目の公演だけ残りがあり、希望の枚数、参加する人の年齢を「chirindoron.sanjo@gmail.com」へ送信する。
(佐藤)