五十嵐川河川敷のごみは年々減少 (2018.11.6)

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五十嵐川を愛する会(箕輪勲男会長)は4日、五十嵐川クリーン作戦を行い、20団体141人が、両岸合わせて8キロ区間の河川敷のごみ拾いを行った。

4日行われた五十嵐川クリーン作戦
4日行われた五十嵐川クリーン作戦

同会は、三条市の五十嵐川の環境保全や美化を関係機関と連携して活動する市民有志の会。7.13水害の翌年2007年4月に設立し、災害の復旧工事によって市民が遠ざかってしまった五十嵐川に、再び親近感をもってもらおうと活動している。五十嵐川クリーン作戦は、7.13水害以降休止していた三条クリーン協議会(昭和52年設立)の事業を引き継ぐように行い、8回目。

ことしは20団体の141人が参加。渡瀬橋から嵐川橋までの両岸約8キロを10グループに分かれて午前7時から実施。多い時には4トントラック1台分のごみが出ていたが、年々、少なくなり、ことしはこれまでで最も少なく、自治会のごみステーションのカゴ2個分におさまる程度。それぞれ30分ほどで作業を終えた。

回収したごみは、ペットボトル、空き缶、ビニール袋などと鉄筋3本、ほかに流木や流れてきた木のツルなどがあった。以前はあった小型家電やタイヤなどの不法投棄はなく、道路上のごみ拾いでは目立つ吸い殻もほとんどなかった。

毎週日曜日に一新橋から新大橋間の右岸の草刈りをしている「朝草会」も参加。同会のメンバーは、「きれいなところには、ごみを捨てられないのでは」と、美化の意識が年々高まっているのではと話していた。

(坂井)


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