真宗大谷派三条別院(森田茂美輪番・三条市本町3)で5日から8日までの4日間、宗祖親鸞(しんらん)の祥月命日に向けた「お取り越し報恩講」が行われており、5、6日の夜は三条別院へ続く本寺小路で臨時露店市場が開かれている。
親鸞が入滅した11月28日にあわせて真宗大谷派本山では毎年11月21日から28日まで御正忌(ごしょうき)報恩講が行われる。本山以外の別院や寺はそれと日をずらして繰り上げて行うことからお取り越し報恩講と呼ばれ、三条別院では毎年5日から8日まで法要を行っている。
露店は年々、減少しており、ことしも歯止めはかからず昨年の29店を下回る25店にとどまった。それでも5日は好天に恵まれて例年以上のにぎわいだった。
お取り越しを盛り上げようと、三条別院は昨年に続いて三条中央商店街と協力して超難解スタンプラリーを行っている。また、6日は午後7時半からことしで3年目となる演劇「シアターサンジョーゴボー」が行われ、「火の鳥〜異形編」が上演される。
(佐藤)