新潟県燕市の保護司でつくる燕地区保護司会(高橋清二会長・39人)は、燕市民交流センターに開設した「更生保護サポートセンター燕」の表示看板を設置して13日、お披露目した。
更生保護サポートセンターは、保護司会が地域の関係機関、団体と連携しながら地域で更生保護活動を行うための拠点。法務省は平成20年度から整備を進め、昨年度末までに全国886の保護司会のうち501カ所に設置されている。
新潟県内では21の保護司会のうちこれまで15カ所に設置されている。燕地区保護司会はことし6月1日に開設し、部屋の入り口に設置する表示看板を鈴木力市長に揮毫(きごう)してもらった。アルミ、ステンレス、真ちゅうのそれぞれ素材を使った3種類の表示看板を考え、会員の投票でいちばん多かったステンレス製で製作した。
縦70センチ、横25センチ、厚さ1ミリのヘアライン仕上げのステンレス板に鈴木市長が揮毫した「更生保護サポートセンター燕」の文字を黒で印刷した。13日は燕市民交流センターで研修会を開いたのにあわせて除幕式を行い、会員らが見守るなか鈴木市長と高橋会長が表示看板に張ってあった紙をはがした。
鈴木市長はあいさつで、文字数が多くて1枚の紙に納めて書くのが難しく、カタカナが混在したのも書きにくく、4分割して5、60枚も書いたことなど苦心したことを苦笑いしながら明かしていた。
(佐藤)