厚生労働省の「第7回健康寿命をのばそう!アワード」の最終審査と表彰式が19日、厚労省で行われ、新潟県三条市が実施する高齢者の社会参画機会を拡大する取り組みが自治体部門で県内初の優秀賞を受賞した。
「介護予防・高齢者生活支援分野」で受賞した。この分野は、自助努力が喚起される仕組みにより、個人の主体的な介護予防などを奨励するための介護予防、高齢者生活支援に対するもの。三条市は福祉保健部高齢介護課地域包括ケア推進室の取り組み「生涯輝く!『プラチナエイジ躍進計画』〜社会参画機会創出による健康寿命の延伸〜」で受賞した。
この取り組みは、60歳以上のプラチナエイジの活躍を総合的に支援する相談窓口「セカンドライフ応援ステーション」を2015年7月に設置し、就業、ボランティア、学びなどニーズに応じた情報提供やマッチングを行っている。
また、有償ボランティア活動事業を創出し、公園の維持管理や子どもの見守りなどの幅広い分野におけるプラチナエイジの活躍を拡大している。表彰式には野水裕晃室長が出席して表彰を受けた。