新潟県三条市の三条ライオンズクラブ(長谷川富次会長)と三条中央ライオンズクラブ(小林時男会長)は19日、両クラブの合同アクトとして、ことしもAED(自動体外除細動器)1台を三条市に寄付した。
午後1時半に、長谷川会長と小林会長をはじめ、両クラブの幹事や担当委員長などが市役所を訪れ、両会長から国定勇人市長に40万円相当のAEDを手渡した。
両クラブは毎年、合同で奉仕事業を行っており、2004年に一般の人でもAEDの使用が認められ、公共施設などにも設置が進み始めたことを受けて2006年からAEDの寄付を行っており、13台目となった。
三条市の公共施設には現在、92台のAEDが設置されており、寄付を受けたAEDは、環境啓発施設「かんきょう庵」に設置される。
三条市消防本部によると、市の施設に設置されたAEDを実際に使用したケースは7件あり、うち2人が心肺蘇生しているという。
(坂井)