23、24、25日の連休3日間、新潟県燕市役所周辺でTBS日曜劇場「下町ロケット」の大がかりなロケが行われており、初日23日は冬本番の寒波のなか1,400人余りのエキストラが参加した。
この秋、放映されている「下町ロケット」は、燕市で大規模ロケが行われている。3連休は大勢のエキストラを集めてドラマのハイライトシーンの撮影で、ドラマに登場する佃製作所の社員を演じる主演の阿部寛さんや立川談春さん、安田顕さん、竹内涼真さん、朝倉あきさんをはじめ主要キャストのほとんどが来燕している。
この日は三条で最高気温7.6度。20日の10.9度を一気に3度以上も下回るこの秋最低で、12月中旬並の冷え込みだった。雨が降ったりやんだりで風もあり、手が霜焼けになりそうな冬の冷え込みに見舞われた。
撮影は待ち時間がほとんど。雨が降っていてもカメラを回すときは傘を閉じなければならなかったが、指示に従って役者気分で真剣に演技していた。
最後に出演者によるあいさつと抽選でサイン入りクリアファイルがもらえるプレゼントもあり、それまでの寒さも忘れてエキストラは大満足。遠くは鹿児島県から参加した人もいた。
燕市の会社員渡辺真奈美さん(36)は「人生初めてのエキストラ。待ち時間が長いけど楽しんでます。みんな背が高くて顔がちっちゃい」と目を輝かせていた。
(佐藤)