新潟県燕市で大規模ロケが行われているTBS日曜劇場「下町ロケット」に出演している落語家、立川談春さんの独演会が2019年3月31日に燕市文化会館で開かれることが決まった。
今回の撮影が縁で急きょ企画された。詳しい内容はこれからだが、チケットは4,000円で19年1月28日に燕市文化会館をはじめプレイガイドで発売される。主催はBSN新潟放送。
チケットが即日完売することから「最もチケットが取れない落語家」と言われて久しい談春さん。新潟市では何度か独演会が開かれている。燕市は毎年のように落語公演を行っているが、談春さんが出演したことはなく、「下町ロケット」のおかげで燕市での談春さんの高座が実現することになった。
ドラマで談春さんは、阿部寛さんが社長役を演じる佃製作所の元経理部長で、退社して燕市の実家の300年続く農家を継ぎ、こだわりのコメづくりに取り組むといった設定で熱演している。
燕市から近い新潟市西蒲区夏井には「談志の田んぼ」があって生前、立川談志が毎年、田植えに訪れていた。燕市では今回のロケをきっかけに談春さんと燕市との縁をが今後もつながっていくことに期待している。
(佐藤)