4日夕方、新潟県燕市内で車にはねられた歩行者が死亡する事故が発生した。
午後5時半ごろ、燕市大曲地内の市道交差点で燕市水道町、団体職員稲田敏子さん(54)が運転する普通乗用車が歩いていた燕市大曲、職業捧義麿さん(66)とぶつかった。
捧さんは燕市内の病院に運ばれたが、午後8時分に脳挫傷のため死亡した。詳しい事故原因は捜査中。
事故があったのは、大関小学校グラウンド角の交差点。稲田さんは角にローソン燕大曲のある交差点から大関小方向へ向かって走行し、車の左前部が捧さんとぶつかった。
稲田さんは、気がついたときにはすぐ前に捧さんがいたと話している。当時はすでに日没を過ぎ、雨が降っていて真っ暗になっており、捧さんがどの方向に歩いていたかなどはわからないが、交差点には両方向に横断歩道が設置されているので、横断歩道を横断中だったと思われる。
捧さんの自宅は事故現場のすぐ近くにあり、事故後、すぐに妻が現場に来て夫と確認した。捧さんは毎晩、事故のあった時間帯に散歩に出かけており、散歩中だったようだ。