新潟4区選出・無所属菊田真紀子衆院議員の後援会の総会と国政報告会が9日、三条市・サンファーム三条で開かれ、支持者ら約230人が出席。菊田氏は安倍政権を倒すためにも来年の参院選での野党の力の結集、4月の統一地方選では自身を支えた地方議員への支援を呼びかけた。
菊田氏は民進党を離党して無所属となった後、立憲民主党の院内会派「立憲民主党・市民クラブ」に入会した経緯などを話し、原発反対、外国人労働者拡大の問題、水道民営化法案の強行採決、改正漁業法の成立、外交問題、米国から言い値での戦闘機の購入などについて話した。
安倍政権については「今だけ、金だけ、自分だけ安倍政権」、「日本を取り戻すと言っていたが日本を売り飛ばすことをやっている。大企業や外資だけをもうけさせる。あるいは自分の友だちが喜ぶような政策をやろうとする」と批判した。
さらに「県民は今年中に拉致問題、被害者をなんとしても取り戻す。安倍政権のうちに解決する。そこに期待を寄せていたのではないか」、「外交をやっているふりをするのは上手。必ずお嫁さんを連れて」と指摘した。
来年の参院選では「新潟は1人区で、新潟が勝てないようなら勝負あり。全国でも勝てない。絶対に新潟は勝たなければいけない」とし、そのためには「野党の力の結集を何とか示していきたい。ぜひ勝てる候補を擁立してみんなで力を合わせて安倍政権をまさにこのときに終わらせる。そういう選挙ができるように私も一生懸命、汗をかいて頑張っていきたい」とした。
来年4月の統一地方選では「いろんな苦しみのなかでわたしを支えてくださった地方議員の皆様の選挙なのでわたしも精一杯、力の限り応援させていただきたいと思うし、きょうのお集まりの皆さまにもぜひご支援いただきますように」と求めた。最後に頑張ろうコールを行って締めくくった。
(佐藤)