TBS日曜劇場「下町ロケット」の大規模ロケが行われた新潟県燕市で11日行われた市議会12月定例会の初日、議場の市議会議員と職員全員が燕市オリジナルの下町ロケットジャンパーを着用して「下町ロケット」、燕品質をPRした。
開会から議案上程、委員会付託を行って休憩に入るまで着用した。下町ロケットジャンパーは、赤字に白抜きで左の前身ごろに「下町ロケット」のタイトル文字とドラマに登場する町工場「佃製作所」のロゴと燕市の市章、背中に「佃品質×燕品質」とプリントしたもの。ドラマでは燕市は農業のまちとして描かれているが、ジャンパーではものづくりのまちをアピールしている。
「下町ロケット」は11月22日から27日までに合計8千人以上のエキストラが参加したのをはじめ燕市内でロケが行われた。
燕市では下町ロケットを応援し、燕市を全国に発信しようと10月末、スタッフジャンパーとして下町ロケットジャンパー800着を作成。市民と接する機会の多い市民課や燕ロケにかかわった地域振興課、商工振興課、農政課職員は下町ロケットジャンパーを着て勤務し、スポンサー企業や市議会議員にも提供した。非売品だが、販売を求める声もある。
市議にも行事やイベントへの参加のときに着用を呼びかけており、議会運営委員会で市議会としても「下町ロケット」と燕市を応援しようと12月定例会初日での着用を決めた。
スポンサー企業では、社内に下町ロケットジャンパーを飾っているところがある。すでに燕ロケは終了し、「下町ロケット」は終盤を迎えているが、来年は「下町ロケット」に出演する落語家、立川談春さんの燕市での独演会が企画され、燕市ではこれからも「下町ロケット」がレガシーとなる取り組みを検討していく。
(佐藤)