新潟県見附市昭和町2の見附市民ギャラリー「ギャラリーみつけ」で12月15日から2019年1月14日まで「池山阿有 新収蔵品展」が開かれており、地元見附市の洋画家、池山阿有さんから新たにギャラリーみつけに寄贈のあった作品14点を展示している。
池山さんは1939年に見附市に生まれで、光風会常務理事で日展会員。長岡高校3年在学中に県展に初入選し、多摩美絵画科を卒業すると公立高校で美術教諭を務めながら創作を続けた。三条市の県立三条東高校でも長く美術教諭を続け、その教え子らがグループ「火曜会」をつくり、池山さんはその顧問に就いている。
ギャラリーみつけは、池山さんから作品の寄贈を受けて2年前から収蔵品展を開き、ことしで3年目。これまで寄贈を受けた40数点のうち、今回は今年度、寄贈を受けた新収蔵品14点を展示している。
光風会展に初入選した翌1977年の「越後農夫」(80号)から2012年の光風会展出品作「休けい」(130号)まで、光風会展や日展に出品した大作を中心に反時計回りに制作年順に展示。長く描き続けた池山さんの代表作「炉ばた」シリーズも14点ある。
月曜休館で12月25日から1月4日まで年末年始休館。午前10時から午後10時まで開館し、入館無料。問い合わせはギャラリーみつけ(電話:0258-84-7755)へ。
(佐藤)