クリスマスイブの24日夜、新潟県燕市分水地区の分水商工会青年部はことしもサンタクロース事業を行い、保護者から託されたクリスマスプレゼントをサンタクロースにふんして子どもたちに届けた。
分水地区の保育園、幼稚園に通う子どもたちを対象に希望を募って毎年、行っている。ことしは35件の申し込みがあり、サンタクロースにふんした部員と車を運転して訪問宅をナビゲートするトナカイ役の部員がペアになり、6班で手分けして回った。
ことしのサンタクロースは、真っ白なかつらとひげを新しくしてより本物っぽい仕上がりに。日が暮れると吉田商工会に集合し、なぜかサンタクロースは円陣を君で「今までの努力が報われる日がとうとう来たな。きょうは精一杯、頑張って絶対、勝つぞ!」、「おー!」と少々、意味不明な気勢を上げ、プレゼントを車に積み込んで出発した。
プレゼントはきれいにラッピングしてあるので中に何が入っているのかわからないが、おそらくおもちゃや菓子、ゲームなど。ことしは子どもが抱えられないほど大きなかさばるプレゼントが目立った。
サンタクロースを怖がる子どもが多いので、家に到着して玄関を開けると、控えめな声で優しく「メリークリスマス!」と呼びかけた。ちょっとおびえた子どももサンタクロースからプレゼントを受けるとにっこり。青年部から乾杯飲料1本もプレゼントし、「いい子にしてたら、また来年もサンタさんが持って来てあげるね」、「また来年、会おうね。メリークリスマス!」に素直にうなずいていた。
(佐藤)