2018年大みそかの「第69回NHK紅白歌合戦」で演歌歌手の三山ひろしさん(38)の「いごっそ魂」歌唱中に行われた、けん玉ギネス世界記録が成功。新潟けん玉部「GATAKEN(ガタケン)」から出場した2人も記録達成に貢献した。
高知県出身の演歌歌手、三山ひろしさんは、けん玉検定4段で、けん玉の魅力を全国に伝える「けん玉大使」。前年の紅白歌合戦に続いて、全国から招集したけん玉プレーヤー「けん玉ヒーローズ」の123人と最後を飾る三山ひろしさんを含め124人が連続でけん玉の技「大皿」を決めるギネス世界記録に挑戦した。前年は1人が失敗して記録達成はならなかったが、今回は全員が「大皿」を決めて見事にリベンジを果たした。
「GATAKEN」からは、主宰の保育士長谷川哲朗さん(29)=三条市西大崎=が32番目、阿賀野市の村田拓哉さん(24)が昨年に続いて出場し、難なく「大皿」を成功させた。
長谷川さんは「本番では落ちついてひざを使うことだけを意識した。大皿に玉が乗った瞬間、いつもよりもズシッと重さを感じたが、ひざでしっかり受けることができた」と重責を全身で感じ、「ギネス達成の瞬間はうれしさの感情より先に震えた。本当にすごいことをしたんだなと。全国のけん玉プレーヤーと力を合わせて最高のパフォーマンスができ、その一員になれたことをうれしく思う」と話している。