昨年11月11日に6人目の燕市PR大使に就任した燕市で3大会連続で五輪出場したオリンピアンの元マラソン選手、宇佐美彰朗さん(75)を講師に、1月26日(土)午後2時から燕三条地場産業振興センター・リサーチコアのマルチメディアホールでスポーツ指導者講習会が開かれる。
テーマは「スポーツ界の今後の課題と展望〜スポーツボランティアの定着に向けて〜」。2020東京五輪・パラリンピックでも注目を集めるスポーツボランティアもからめて幅広くスポーツ界の今後について聞く。
宇佐美さんは1943年に旧吉田町で生まれた。巻高校、日本大学を卒業し、西ドイツ・ケルン大学への留学経験もある。1992年に東海大学の体育学部教授、2009年から名誉教授に就いている。
五輪では1968年のメキシコ大会からミュンヘン大会、モントリオール大会と3回連続出場を果たした。メダルには届かなかったが、最高位はメキシコ大会の9位だった。
燕市PR大使就任と同時に、ことし4月20日に大河津分水さくら公園をメーン会場に初めて開かれる「燕さくらマラソン大会」のPRアンバサダーにも就任した。
昨年の燕市PR大使就任式とあわせて行われたランニングクリニックでは年齢を感じさせない身のこなしでランニングを指導て参加者を驚かせた。長く大学の教壇に立っているだけに、的確でわかりやすく、やる気にさせる指導が好評だった。
指導者講習会は主にスポーツ指導者や保護者が対象だが誰でも受講できる。入場料は無料。参加したい人は1月22日(火)までに燕市体育センター(電話:0256-64-3091、ファクシミリ:0256-64-3090)か燕市社会教育課スポーツ推進室(電話:0256-77-8368、ファクシミリ:0256-77-8188)へ申し込む。定員になりしだい締め切る。
(佐藤)