1月20日(日)午後1時半から新潟県燕市の燕市中央公民館で「つばめ・やひこ女性活躍推進フォーラム」が開かれ、つばめ輝く女性表彰、基調講演、取り組み事例発表が行われる。
フォーラムの目的は、経営戦略としての「ワーク・ライフ・バランス」と「女性活躍」の推進をテーマに、すべての男女の従業員が個性と能力を十分に発揮できる職場環境を整備し、経営力アップにつなげてもらうこと。燕市の主催で燕市と弥彦村の事業者をはじめ、広く住民を対象に開かれる。
つばめ輝く女性表彰は今回で3回目。すべての女性が輝いて活躍しやすい環境づくりを進めるため、身近なモデルとなる女性個人や事業所や団体を表彰するもの。つばめ輝く女性賞としてフジイコーポレーション株式会社の清水有希さん、NPO法人日本車いすダンススポーツ連盟新潟県支部の小林香織さん、つばめ輝く女性応援賞としてコーダ工業株式会社(幸田憲雄代表取締役・燕市吉田下中野)を表彰する。
基調講演はNPO法人コヂカラ・ニッポン代表でNPO法人ファザーリング・ジャパン理事の川島高之さんが「イクボス式マネジメントの心得とは〜中小企業の5年後の持続可能性を見つける!〜」をテーマに講演する。川島さんは慶応大、三井物産をへて上場会社社長になり、3年間で利益を8割増、株価を2倍にした。講演は年300回を数える。男性の従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司を指す「イクボス」の元祖としてNHK「クローズアップ現代」で特集され、コジカラ・ニッポン代表としてAERA「日本を突破する100人」に選出された。
取り組み事例は、いずれも県のハッピー・パートナー登録企業の株式会社新越ワークス(燕市/製造業)、株式会社博進堂(新潟市/印刷業)、ドコドア株式会社(三条市/広告企画・デザイン業)の3社が発表し、3時半に終わる。入場無料。