リラクゼーションの株式会社アドベンチャートリップ(五十嵐貴博代表取締役・本社新潟県長岡市)は1月23日、新潟県内のサロンでは初めての移動可能なリラクゼーションハウス「Pocket Cabin(ポケット・キャビン)」をオープンする。
オーダーメードのキャンピングトレーラーを導入。木のぬくもりや香りを体感できるスギやキリの自然素材を使ったオーガニックな仕様で、車内は8畳ほどの広さがある。車で牽引して顧客の敷地や海、山など希望の場所に設置して施術を提供できる。料金は40分のボディーケアで3,600円から。
代表取締役の五十嵐貴博さん(41)はこれまで12年間、長岡市内で経営してきたリラクゼーションサロン3店舗を2018年6月に譲渡した。リラクゼーションに通うのが負担になる人や、出向いても家に招き入れることに抵抗を感じる人がいることから、スペースごと移動するアイデアを思いついた。
五十嵐さんにとって経営は決して楽しいものではなく、サロンをすべて手放してでも「リラクゼーションにとどまらず、自分のライフスタイルのなかで移動の可能性を試したいという思いが芽生えた」と話している。
妻の利恵子さん(33)とふたりで施術にあたる。利恵子さんは前職がリラクゼーションセラピストで、幼稚園教諭。子育て中のお母さんからも子ども同伴での利用も安心だ。利用は完全予約制で毎週日、月、火曜は定休、営業時間は午前10時から午後7時半まで。予約は電話(080-7759-0893)かネット予約(https://reserva.be/pc123)で。
(佐藤)