任期満了に弥彦村長選に立候補した新人の会社役員小熊循人氏(46)は1月22日、弥彦神社で祈願祭のあと社務所で出陣式を行った。
大井源一郎後援会長は「未来のための世代交代、町民第一の村政を旗印に掲げている。期間は短いが、一生懸命、誠心誠意、粉骨砕身、最後まで戦い抜く」として支援を求めた。
来賓の塚田一郎参院議員は「この4年間、皆さんにとって弥彦村は発展したのか」、「残念ながら弥彦村の声はなかなか国政に届いてない」とし、「弥彦の未来、子どもたち、孫の未来をかけた戦い。どうかそのところを一人ひとりの村民に伝えてほしい」と激励した。
細田健一衆院議員は「対立をあおるような村政は終わりにしませんか」、桜井甚一県議は「まとまってこそ弥彦村の良さがさらに発揮できる。それをまとめるのがリーダー。リーダーが自らが敵を名指しして敵をつくっているようなことではいかがなものか」と述べた。
小熊氏は、出馬を決意してからこれまでの期間、「本当に一生懸命やらせていただいた」とし、「応援してくれる皆さんが日に日に増えているのが手にとってわかった。これを目の当たりにして、わたし自身も成長させられていると実感した」と感謝した。
さらに「政策は実現しての政策だと思う。間違いなく公約にあげた政策を実現すると約束する。ただ、ノーサイドという部分は弥彦村にはいちばん足りない部分。それはトップの村長になって、村長が村をひとつにまとめていかないと村は良くならない。そのためにわたしは立ち上がり、人生をかけて決断、覚悟した。短い間のことが思い浮かぶが、絶対にこの選挙だけは勝たせていただきたい。村長にさせてください。よろしくお願いします」と頭を下げた。
だるまの目入れ式、「勝つぞー」コールを行ったあと選挙事務所へ移動して第一声を放った。
(佐藤)