新潟県燕市出身で3大会連続で五輪出場した元マラソン選手、宇佐美彰朗さん(75)を講師に1月26日、燕三条地場産業振興センター・リサーチコアでスポーツ指導者講習会が開かれ、約150人が聴講した。
宇佐美さんは昨年11月11日に6人目の燕市PR大使に就任。その就任式にあわせてランニングクリニックも行っている。今回はスポーツ指導者を対象に2020東京五輪・パラリンピックでも注目を集めるスポーツボランティアについて聞こうと、燕市教育委員会の主催で「スポーツ界の今後の課題と展望〜スポーツボランティアの定着に向けて〜」をテーマに開かれた。
宇佐美さんはスポーツボランティアの大切さを話し、イギリス・ロンドン五輪ではロンドンの街角にボランティアの募集状況がわかるコーナーなどが設置されていたアイデアも紹介した。
その後は、スポーツとは何かを自分なりの経験から紹介したいと、旧吉田町の「鍋祐」という魚屋で9人きょうだいの6番目に生まれたことから、これまでの歩みを順を追って話した。
(佐藤)