「節分」の2月3日に三条市・法華宗総本山本成寺で行われる節分大祈願会に向けて27日、本成寺婦人会が、参拝者に販売するくじ入りの福豆の袋詰めを行い、本年は日曜日の開催で大勢の人出が予想されるため、平日開催時の約2割増しで32,000袋を用意した。
午前9時から同寺で行い、本成寺婦人会(渡辺睦子会長)会員約70人と男性の世話人20人の約90人が参加。
細長い間取りの寂光殿にテーブルを並べ、その両脇に白い割烹着を着た会員が座って作業。福豆と印刷された白い袋に、パック入りのダイズと景品の名前の書かれた札を入れ、セロハンテープで止める。それぞれが慣れた手つきで次々と完成させていった。
2月3日は、鬼踊りの時間が変更になり、ことしから午前11時と午後2時からになったが、福豆の販売は、昨年と同じ午前9時45分から。1袋100円で販売する。景品は、事業所から寄付された品物などで、ことしも自転車をはじめ、コメや酒、カバン、菓子、ポケットティッシュなど空くじなしで当たる。
また、同寺周辺に駐車場はなく、三条競馬場跡地の「三条防災ステーション」と三条魚市場を臨時駐車場にあて、本成寺まで往復する無料のシャトルバスを午前9時から午後5時まで運行する。
(坂井)