2月3日に節分大祈願会を行う新潟県三条市・法華宗総本山本成寺では、初めて鬼踊りの舞台前に有料の予約席「節分厄ばらい豆撒(事前)申込み席」を設け、1月29日から申し込みを受けている。
「節分厄ばらい豆撒(事前)申込み席」は、午前11時からと午後2時からの2回行われる節分大祈願会の各回に132席ずつ。
同席は本堂正面の外陣で鬼踊りの舞台前に設け、大祈願会中の僧侶による厄ばらいを受け、鬼踊りのクライマックスの豆まきにも参加できる。
1席の奉納金は、大人2,000円。小学生から大学生までの学生500円。保護者同伴の6歳未満は無料。大人にはマス入りの福豆と開運のお札が授与され、学生はカップ入りの「鬼っぱらい豆」が付く。
申込みは、受付用紙(PDF)を「法華宗総本山本成寺」のフェイスブックページなどからダウンロードして、ファックスで送信するか、同寺に持参(9時〜17時)する。電話での申込みは受付けていない。締め切りは、前日2日午後5時だが、計264席に達したら終了する。
昭和28年に始まった本成寺の節分鬼踊りは、厄ばらい、開運行事として今では大勢の人に知ってもらい、土曜だった昨年は約3万人の人出となるなど、多くの参拝者が訪れる一大行事となった。近年は参拝者の安全確保のため、本堂内への入場制限も行われることもある。
鬼たちが本堂に入りきれない人たちの方を向いて踊る場面もあるようだが、一度は本堂内で見てみたいという遠方の人などから、座席の予約ができるようにしてほしいと以前から要望があったという。
同寺では、「地元の寺であることは変わらないが、わたしたちが知らない間に、節分といえば本成寺の鬼踊りと言ってもらえるようになっていました。先人たちが守って下さったおかげです」と話す。
さらに、今後もつないでいけるようにと少しずつ変化しているが、今回は、予約席の設置や開催時間の変更、臨時駐車場の増設など比較的大きな変化を試みる。批判もあると思うとしながらも、「おおぜいの人に本成寺の節分会を体験して頂き、また来年も行ってみたいと思っていただけるような幸福と開運を願う行事になってほしい」と話している。
(坂井w)