任期満了に伴う新潟県の加茂市議選(4月14日告示、21日投開票)に新人の無職橋本昌美氏(54)=加茂市新栄町=が無所属で出馬する意向を固めた。
1964年3月11日生まれで、加茂高校を卒業。初級国家公務員として関東信越国税局に採用され、所沢税務署から新潟税務署まで8カ所に勤務し、前回の加茂市議選から間もなくの2015年7月に早期退職した。
当時から市議に意欲があり、昨年、子どもが就職して手を離れたこともあり、出馬を決意した。税務署時代から納税者が税金が正しく使われていることを気にかけていることを感じ、納税者の利便性がいちばんに考えられていないことに対する疑問があった。
人生は、教えられ、それを生かし、その経験を生かして感謝を恩返ししていくという、3つに分けられるという言葉に共感し、「加茂市の政治の場で活動し、加茂市民がより幸せを実感できるようにしたい」と言う。
スローガンは「しがらみのない市政で未来に希望を!」。「市民のもとへ足を運び、市民の声を聞いてそのまま議会に届けていきたい」と言い、県内他市と比べて人口に対する議員の数が多い加茂市議の定数18の削減や災害に強い体制づくりを掲げている。
(佐藤)