2月9(土)、10(日)の2日間、新潟県三条市新堀の三条市教育センターで三条市幼小中美術展が開かれており、昨年より34点多い427点の子どもたちの作品が並んでいる。
実行委員会(本間久美子実行委員長)を組織して毎年、開かれている。展示427点の内訳は、幼稚園とこども園46点、県立月ヶ丘特別支援学校9点、義務教育学校前期課程を含む小学校224点、同後期課程を含む中学校148点となった。
各クラス1枚の台紙を使って出品してもらっている。約55×60センチの台紙に収まれば点数も関係なく、多くは1枚の台紙に1人の絵画作品を張っているが、台紙を敷物にしてその上に立体作品を載せて展示してもいい。ことしは1枚の台紙に複数の作品を飾ったクラスが多かったのか、昨年より作品が増えた。
絵画は学校や家庭のようすや、空想を描いた作品などいろいろ。立体作品が目を引き、栄中は篆刻(てんこく)と銅板のレリーフ、第二中はランプシェード、第四中は粘土、本成寺中はフォトフレームのような作品、下田中は切り絵やアートグラスなどを展示している。
来場者は、展示作品を制作した子どもとその家族が中心で、作品と一緒に子どもの記念写真を撮るなどして見学している。2日間とも午前9時から午後3時45分まで開場。
(佐藤)