三条市環境啓発施設「かんきょう庵」(新潟県三条市福島新田乙)で3月2日(土)午後5時半から開通が待たれる三条市と福島県只見町を結ぶ国道289号、通称「八十里越」を福島の酒で感じる「環酒の陣2019」が開かれる。
八十里越の三条市側の玄関口となるのが下田地区の奥、吉ケ平。そこにある吉ケ平自然体感の郷を運営する吉ケ平管理組合の鈴木久雄会長から「吉ケ平を集団離村した方のお話」を聞いたあと、DVD「閉村 吉ケ平800年の歴史を閉じる」と「秘境八十里越」を鑑賞する。
あわせて数種類の福島県の日本酒をそろえ、下田地区の郷土料理とともに味わう。日本酒の銘柄はまだ決まっていない。郷土料理は下田地区の「道の駅 漢学の里 しただ」が調理し、ひこぜん焼きなどを用意するようだが、詳しくはまだ決まっていない。7時半に終わる。
かんきょう庵では、四季折々に酒のイベントを行っており、冬の環酒の陣は今回で5回目。以前、ほかの行事で「閉村 吉ケ平800年の歴史を閉じる」を上映したところ100人近くが参加したこともあり、今回は関心の高い下田地区にスポットライトを当てる。
参加費は下田郷土料理とワンドリンク付きで2,000円、先着順で定員30人に達したら申し込みを締め切る。市役所三条庁舎と嵐南公民館で乗車、降車できる無料送迎バスも運行する。参加申し込みは2月25日(月)までにかんきょう庵(電話:0256-45-7040、メール:kankyo-an@city.sanjo.niigata.jp)へ。
(佐藤)