新潟県燕市と公益財団法人新潟県女性財団は、2月17日(日)午後1時半から3時半まで燕市役所1階会議室で男女共同参画講座「『男性学』の視点から男女共に生きやすい社会を考える」を開く。
講師は大正大学心理社会学部准教授の田中俊之さん。男性学の第一人者で、『男がつらいよ 絶望の時代の希望の男性学』(KADOKAWA)など数多くの著書があり、ニュース番組出演などメディアでも活躍している。
男性学とは、男性が男性だからこそ抱える悩みや葛藤を研究する学問。男性学の観点から男女がともに生きやすい社会とはどんなものか、どうしていくべきかを参加者と一緒に考える。
「男性は女性をリードしなければならない」、「男は仕事、女は家庭」、「家庭のことなど重要なことは男性が決めなければならない」などといった社会通念にしばられ、生きづらさを感じているといった、男性ならではの気持ちを、男女ともに共有し、理解することで、お互いが生きやすい社会にすることを講座の目的としている。
対象は燕市内に在住か在勤の人で定員50人、参加は無料。燕市役所地域振興課地域振興係(市役所3階12番窓口・電話:0256-77-8361)で参加申し込みを受け付けているが、当日に直接、会場へ出向いても構わない。
(佐藤)