平成30年度新潟県広報コンクールで三条市の広報紙「広報さんじょう」が「1枚写真の部」と「組み写真の部」の2部門でそれぞれ最高賞の県知事賞を受賞した。三条市のダブル受賞は初めて。
県知事賞を受けたのは、1枚写真の部は昨年7月1日号の表紙写真で、テーマは「スポーツが下田郷の新たな未来を創る」。実行委員会がプロカメラマンに依頼して撮影した写真で、昨年4月に開かれたスカイランニング日本選手権・粟ヶ岳バーティカルキロメーターで、雪が積もった粟ヶ岳の切り立った「午の瀬(うまのせ)」を青空の下、登山ストックを手に走る選手をダイナミックにとらえている。
組み写真の部で受賞したのは、昨年8月16日号の表紙写真でテーマは「酒井高徳選手がやってきた!」。昨年のサッカーW杯ロシア大会に日本代表で出場した三条市出身のDF酒井選手=ハンブルガーSV=が帰国して三条市長表敬、帰国報告を行ったときに撮影した5枚の写真をサッカーボールのイラストの中にデザインした。
前回の県広報コンクールでも三条市で作られている将棋の駒の名品「竹風駒」の特集記事で特集で「広報紙部門」で県知事賞を受けた。今回はほかに「広報紙部門」を含む3部門にエントリーして2部門で県知事賞に輝いた。受賞作品は全国広報コンクールに推薦される。
(佐藤)