新潟県見附市学校町1、市民交流センター「ネーブルみつけ」(大久保嗣生駅長)で2月19日(火)から3月7日(木)まで「つり飾り展」が開かれており、3月3日のひな祭りを前に、つるし雛(びな)をはじめ手芸作品など過去最多の798点にものぼる作品を一堂に展示している。
ことしで4年目になるつり飾り展。つり飾りが6団体、それ以外の作品が4団体の計10団体が作品を展示している。うち8団体が見附市内で、市外からは長岡市の栃尾てまりの会と初参加のつるしびなの会の作品を展示している。
ざっと800点にものぼる作品群は圧巻というほかない。つるし雛は飾りの大きさや形がいろいろで、そのほかもつまみ細工、見附名物のべと人形、貝殻を使った小物などバラエティーに豊かだ。
ことしは、幻想的なライトアップと撮影スポットの2大企画が初登場。ライトアップは会場の一角にパネルを立てて設置し、つるし雛に照明を当てて演出している。撮影スポットはインスタ映えをねらったもので、つるし雛に加えて和服や和傘を飾ったコーナーと、大きなつまみ細工とベンチにクマとウサギのぬいぐるみを置いたコーナーの2種類を用意している。
関連イベントで手作り体験会、春のコンサート、手作り品販売会を行う。手作り体験会は2月23日(土)午前10時から午後3時まで開き、“うさぎ”や“さるポポ”、“手まり”などを作る、子どもからおとなまで有料で楽しめる。春のコンサートは3月2日(土)午後1時から2時まで開き、尺八、琴、フルートの演奏と子どもたちの演奏を披露。手作り品販売会は3月3日(日)午前10時から午後3時まで開き、参加団体が手作りした人形や手まりを販売する。
つり飾り展の期間中の来館者は多く、1日平均1,200人前後、多い日は1,600人もの来館がある。
また、恒例で県内4会場をめぐるつるし雛スタンプラリーが行われる。会場はネーブルみつけのほか、2月23日(土)から3月31日(日)までの道の駅「良寛の里 わしま」(長岡市島崎)で開かれる「つるし雛まつり」、3月1日(金)から4月15日(月)まで「北国街道 妻入り会館」(出雲崎町尼瀬)で開かれる「つるし雛かざり」、4月2日(火)から5月6日(月)まで柏崎市史跡「飯塚邸」(柏崎市新道)で開かれる「つるし雛かざり」。このうち3カ所以上のスタンプを集めて応募すると抽選で各会場が用意する景品が当たる。
(佐藤)