JAにいがた南蒲は、さまざまな難関を乗り越えようと頑張る人を応援するプレミアムなコメ「難関突破米」を、高校受験を目前にした同JA管内22中学校の3年生計1,700人に贈った。
「難関突破米」は、同JAの名称「南蒲(なんかん)」と「難関」をかけたもので、その名前にとどまらず、味はもちろん、気象変動や製法など多くの厳しい条件を突破した特別栽培米。そのコメを加茂市・青海神社で「難関突破」の祈願も行ったプレミアムコシヒカリだ。
同JAでは、地元のコメでしっかりと食事をとって力を蓄え、高校受験や社会進出など「これから立ち向かうさまざまな“難関”を乗り越えてもらいたい」という思いを込めて平成25年3月から毎年、管内の三条市、加茂市、田上町、見附市、長岡市中之島地区の中学3年生に贈呈している。
ことしも朱色のサクラの花をデザインしたパッケージに入った「難関突破米」300グラム入りを生徒1人に1袋ずつ贈った。
2月28日に贈呈式を行った三条市立第四中学校では、同JAの高山栄専務理事から、3年生代表の生徒会役員の玉木冠さん(15)に、「難関突破米」を手渡し、エールを送った。
玉木さんは、「このお米を作ってくださった農家さまの思いもいっしょに背負って受験に頑張りたいと思います」と礼を述べた。
(佐藤)