新潟県燕市の燕市中央公民館は3月2、3の2日間、同公民館のある燕市総合文化センター館内をいっぱいに使って「燕市市民教養講座フェスティバル2019」を開き、中央公民館が開設する教養講座の今年度の活動の成果を一堂に集めて発表している。
翌年の市民教養講座の受講生募集も兼ねて毎年開いている発表会。作品展示は絵手紙、実用書道、ペン習字、型染め、彫金、クラフトバンド、フラワーアレンジメント、パッチワークの各講座が1年間の勉強の成果を発表している。
教室による体験コーナーもあり、初日2日は彫金、英会話、クラフトバンド、実用書道の講座が行い、初めてのピアノ講座の受講生によるピアノ発表会も。たくさんの講座を見てもらおうとスタンプラリーも行っており、2日間ともスタンプをすべて集めた先着60人に正午からパン・洋菓子・和菓子作り講座の受講生が作った手作りパンをプレゼントしている。
あわせて燕市遺跡出土展も開き、今年度、発掘調査を行った燕市吉田本町地内の熊ノ田(くまのた)遺跡の出土品を中心に展示し、12世紀後半から13世紀中ごろのものと思われる珍しい中国製の白磁四耳壺(はくじしじこ)の一部も展示している。
初日2日は好天に恵まれて大勢の来場者でにぎわい、手作りパンのプレゼントには順番待ちの行列ができていた。3日は午前9時半から午後3時まで開場。3日の体験コーナーの日程は次の通り。
【彫金】9:30〜(100円〜800円)
【実用書道】10:00〜(無料)
【型染め】10:00〜(500円)
【絵手紙】(1)10:30〜 (2)13:30〜(100円)
【クラフトバンド】10:00〜(100円)
【パッチワーク】10:00〜(300円)
【ペン習字】13:30〜(無料)
【フラワーアレンジメント】10:00〜(800円)
(佐藤)