「ひな祭り」だった3月3日の新潟県・三条は、3月下旬から4月上旬並みの14.3度まで気温が上がり、2月25日の13.6度を上回ることしいちばんの暖かい陽気だった。
明け方は放射冷却現象で-0.6度まで下がり、16日ぶりに気温が氷点下となる厳しい冷え込みとなったが、日中は青空が広がってぐんぐん気温が上がり、ぽかぽか陽気だった。
2月の三条の平均気温は、観測史上6位の高さとなるなど記録的な暖かい冬をへて自然界の季節の移ろいも前倒しだ。2月中からタンポポの種が飛散するようになっており、3日もたくさんの種が飛んでいた。
種はアスファルトに落ちるとひっかかり、3日は種がびっしりとくっついている道路もあった。
(佐藤)