全国でもおそらく初めてのけん玉とコンビニ店のコラボレーションイベント「GATAKEN(がたけん)×ファミリーマート」が3月3日、新潟県の三条市と見附市のファミリーマート5店舗で行われ、合わせて114人が参加してけん玉の魅力のさわりを体験した。
「GATAKEN」は新潟県の県央地域を中心に活動する、けん玉愛好者の団体。保育士の長谷川哲朗さん(30)=三条市西大崎2=が代表を務める。長谷川さんのなじみのファミリーマート三条大崎店からの依頼がきっかけでけん玉イベントを行った。
5店舗を順に回って1店舗30分ずつのイベントで、皮切りはきっかけになった三条大崎店。親子を中心に約40人が参加した。好天に恵まれたので店舗前を会場に長谷川さんがけん玉パフォーマンスを披露したあと、大皿に玉を乗せて手を上下させたり、玉を落とさないようにジャンプしたりと、手でけん玉を操る感覚を体に覚えさせた。
子どもにけん玉を体験させようと訪れたものの、気がつけば自分の方が熱中している親もいた。長谷川さんが保育士として働く三条市下田地区の保育所に子どもを通わせている親子も参加した。
三条大崎店の西脇雅也店主は、「反響の大きさに驚きました。子どもさんが多くて目的を達成できました。次回また絶対やりたい」と喜んでいた。
(佐藤)