「元気磨きたい」として新潟県燕市の市民が元気を増進させるプロジェクトに取り組んだ成果を発表、体験してもらう「元気まつり」が3月9日(土)午前10時から午後3時まで初めて燕市中央公民館を会場に開かれる。あわせてつばめ元気かがやきポイント事業の抽選会と表彰・認定式も行われる。
「元気磨きたい」は、市民主役の健康づくりをと2008年7月にスタートし、年度ごとに市民が健康につながるさまざまなプロジェクトに取り組んでいる。元気まつりは、次年度の「元気みがきたい」の参加者を募るためのPRという目的もあり、燕市と保健推進委員協議会と食生活改善推進委員協議会で開いている。
今年度の「元気みがきたい」は昨年と同じ17のプロジェクトに約600人が参加した。毎年、会場にしている燕市吉田産業会館がことしは改修工事中で使えないため、初めて燕市中央公民館に会場を移す。会場が狭くなるため、各プロジェクトは全体にコンパクトにしたブースを設け、パネル展示やワークショップを行って活動を紹介する。
3階の中ホールでステージイベントを行う。午前10時15分から「にこっち楽団」のハンドベル演奏に始まって10時25分から「着楽塾」の着物ショー、10時35分から「劇団花咲かでんでん(むし)」の健康方言劇、11時20分から「元気!なんでも歌い隊」のうたいまショー、11時半から「HIP-HOPダンス」のダンスショー、11時40分から「にこっち体操」&「健笑にこにこ運動TAI」がそれぞれ発表する。
できるだけ会場を回ってもらおうと、初めてトランプラリーを行う。昨年度から「つばめ健康3つのススメ」として「夕食後2hダイエット」、「まめ・ちょこ生活」、「みんなでつけるポイント手帳」をPRしてきた。PRツールのひとつとして今年度、健康に関する絵柄を描いたトランプを作って活用してきた。そのトランプ12枚が会場のあちこちに隠れていて、3つのエリアで各エリア1枚以上のトランプを見つけた先着300人に景品をプレゼントする。
つばめ元気かがやきポイント事業の抽選は、200ポイントにつき1回、抽選に参加できる。今年度は昨年度を784人上回る12,466人の登録があり、昨年度より25人多い928人がポイントを報告した。抽選の景品は地元農家や企業の寄付による農産物やオーブントースターやハンディークリーナーといった地場産品や健康関連商品など豪華な商品がそろっている。
表彰式では一定の基準を超えた人を登録者の健康ヒーロー262人、ウォーキングマイスター76人、レインボー健康体操マイスター2人を賞状を贈るなどして表彰する。なかでも5年目になるつばめ元気かがやきポイント事業で最初からずっと連続5回受賞している健康ヒーロー43人、ウォーキングマイスター29人、レインボー健康体操マイスター1人にはつばめ元気かがやきポイント事業のキャラクター「にこっち」をレーザー刻印したつばめ元気かがやきポイント事業の手帳のしおりにも使えるマネークリップを贈る。
さらに今年度初めての取り組みで、200ポイント以上を報告した人には燕市内の協賛店で4月1日から使える優待カード「つばめ元気かがやきPカード」もプレゼントする。
前日8日は午後から「元気みがきたい」の参加者と職員が集まって会場設営を行い、市民の来場を待っている。昨年は860人が来場した。会場が変わるが1,000人の来場を目指している。入場無料。
(佐藤)