新潟県燕市の市立吉田北小学校(曽根乗知校長・児童250人)は3月8日、同校体育館で6年生を送る会を開き、全校児童と保護者も参加して22日の卒業式で学びやに別れを告げる6年生に感謝の気持ちを表した。
どこの小が校でも卒業式前の6年生を送る会は恒例。児童で実行委員会を組織して内容を考え、学年ごとに音楽演奏、クイズ、プレゼントなどの出し物を行った。最後に6年生の男子18人と女子26人の44人が返礼の出し物を披露した。
1日に行う計画だったが、校内でインフルエンザが流行したので1週間、遅らせた。おかげで6年生は全員が欠席。6年生が新解釈の笑いもたっぷりの「浦島太郎」を上演したあと、嵐の「夏疾風」の歌と踊りを披露した。
すべてのプログラムが終わると、実行委員長の在校生は「卒業式でも6年生に感謝の気持ちを伝えられるよう頑張りましょう」とあいさつ。6年生は児童が手をつないだり、造花を飾ったりしたアーチの下を照れくさそうにくぐって退場して、ちょっぴり卒業を実感していた。
(佐藤)