三条雪割草寿会(本井富士雄会長)は、10日午前9時半から午後4時まで、ことしも三条パール金属スタジアム内で第20回雪割草展示会を開き、会員の育てたユキワリソウの展示やチャリティー即売などを行う。
同会は、三条、燕、加茂のユキワリソウ愛好家9人が会員。毎年、この時期に展示会を開いている。ことしも会員の育てた約120鉢のユキワリソウを展示し、愛蔵品の株分けや実生した鉢植えやポット苗を1,000個近くを販売する。
販売コーナーでは、毎年、売上の一部を社会福祉法人「三条市手をつなぐ育成会」に寄付するチャリティコーナーもあり、会員が提供するポット苗や鉢植えを一般価格の半値以下という1個100円から1,500円程度で販売する。300から400個ほど用意しているが、開場前から行列ができる人気で、早々に売り切れてしまうという。
ユキワリソウ歴40年以上という本井会長は、「まだ花のないこの時期に花を咲かせる。花の色や形が、これほどたくさんあるのはユキワリソウしかない」とその魅力を話し、たくさんの人に見てほしいと来場を呼びかける。
(坂井)