ダイニチ工業株式会社(吉井久夫社長・新潟市南区)は、コーヒー機器自社ブランド「カフェプロ」のコーヒー豆焙煎機「MR-120」(45,000台湾ドル・約16万円)を台湾へ100台、輸出する。コーヒー豆焙煎機の台湾への輸出は2014年3月に100台出荷して以来5年ぶり。
カフェプロは鮮度のよいコーヒーを手軽に楽しみたいとの要望を受けて開発し、1997年に焙煎機能付きコーヒーメーカー、2000年にコーヒー豆焙煎機を発売し、販売を続けている。台湾へはほかにも2017年2月に焙煎機能付きコーヒーメーカー200台を輸出している。
国際的なコーヒー展示会開催や日本のコーヒー書籍の翻訳版が出版されるなど台湾でもコーヒーブームが起きている。コーヒー好きの個人やカフェなどのプロユースの需要増加を期待している。
販売拡大のため現地代理店を通じて台湾で開かれる展示会「台湾国際コーヒー展」に出展。現地代理店は「CAFEPRO ショップ」を台北に2店舗を展開し、来店者にカフェプロを知ってもらう場にしている。
(佐藤)