新潟県内一の早出しにこだわる燕市吉田本町で生産される春キュウリ「もとまちきゅうり」のブランド化と普及を後押しする「もとまちきゅうり普及委員会」(委員長・森山史朗委員長)は5日、鈴木力燕市長を表敬訪問した。
委員長のラーメン店「麺's 冨志」の森山史朗店主をはじめ生産者、バーテンダー、料理人、パティシエ、酒店経営者など普及委員会のメンバー10人と本町そ菜組合の加藤達男組合長が市役所を訪れ、加藤組合長から出荷が本格化した「もとまちりきゅう」1ケースを鈴木市長に手渡した。
さっそくもとまちきゅうりを丸かじりした鈴木市長は「元気になりそう」。もとまちきゅうり普及委員会は昨年、もとまちきゅうりを使ったハイボールの普及に努めたが、ことしはもちまちきゅうりを使った、はちみつレモネードをプッシュする。
炭酸入りとなしのレモネードを試飲した鈴木市長は「こっち(炭酸入り)の方が好きだ」。「言われないとメロンのような感じ」と評した。もとまちきゅうり普及委員会メンバーは4月20日に燕市で初めて行われる燕さくらマラソン大会のランナーの水分補給としての提供も要望した。
鈴木市長は昨年、知事にもとまちきゅうりを持っていったことにふれ、「箱もいいんだよね」と箱のデザインに感心したが、メンバーは「展示会に持って行ったら箱ばかりに目がいって」と笑った。
(佐藤)