新潟県燕市で建設中の国道289号・燕北バイパスのうち中ノ口川をまたいで井土巻−小高区間を結ぶ朝日大橋が3月16日(土)午後1時に開通するのを前に午前10時から朝日大橋の井土巻側特設会場で開通記念式が行われる。
鈴木力燕市長の式辞や花角英世知事をはじめ来賓祝辞、事業報告、テープカット、くす玉割り、交通安全パレードなどが行われる。
国道289号は新潟市を起点として福島県いわき市に至る総延長約340kmの本州を横断する広域幹線道路で、新潟県内の延長は約60kmある。
燕北バイパスは、渋滞を引き起こす一因となっている通過交通を燕市街地からう回させ、市街地の交通混雑の緩和と安全の確保、北陸自動車道・三条燕インターや新幹線・燕三条駅へのアクセスの向上を目的に計画された延長4.75kmの4車線道路だ。
当面は、事業効果の早期発現のため、燕市井土巻−小高区間までの朝日大橋(橋長395m)を含む延長1km区間を暫定2車線で開通する。
開通区間は、右岸側はセブン-イレブン燕南七丁目店そばの「南七丁目」交差点、左岸側は燕東郵便局前から燕労災病院へ向かって約180mのところに新設された信号機付き交差点まで。この後の工事でさらに北側に延び、西へ曲がって再び国道289号へ接続する。
計画交通量は1日10,700台、全体事業費は約102億円。
(佐藤)