三条市南五百川、八木ヶ鼻温泉「いい湯らてい」は16日、「ロゴデザインリニューアル記念イベント」を行い、新しい時代に向けて一新したロゴデザインを披露した。
午前9時45分から、玄関前でセレモニーを行い、地域の人や来館者など30人ほどを前に、同施設を運営する下田郷開発株式会社社長の国定勇人三条市長があいさつ。平成も終わりを迎えようとしているなか、また、露天風呂リニューアルから2年が経過しているなかで、気持ちを新たにお客様をお迎えしていこうとロゴマークを一新することとしたと話し、「このロゴマークの一新のみならず、社員一同、皆さま方を毎日毎日ご満足頂けるようにお迎えをするべくこれから先も精進を摘み重ねていく所存です」と気を引き締めた。
続いて、玄関の上に設置した新しい看板の除幕を行った。国定市長と斉藤詳子支配人が紅白のひもを引き、看板を覆っていた白布の下から新しいマークと「いい湯らてい」のロゴデザインがお披露目されると、拍手とともに、「お〜、いいねっか」の声も聞こえた。
さらに、玄関前の2本の大きな柱に掲げた店頭幕と、新しいロゴと同施設の露天風呂からの八木ヶ鼻の景色の写真でラッピングしたマイクロバスを披露した。
新しい看板は、タテ50センチ、横180センチの天然木に新たなロゴデザインを彫ったもの。店頭幕は、横120センチ、タテ250センチの白い幕に縦書きのロゴを記している。
新しいロゴマークは、二重の円の中に漢字の「八」のようなデザインの下に3本の横線が描かれている。同温泉のシンボルである八木ヶ鼻を表し、3本の横線は、三条市の「三」と五十嵐川の川の流れを表した。それを囲む二重の円で、ここにお客様が集う、集まっていると表現。「いい湯らてい」のロゴタイプは柔らかな筆文字で、マークもあわせて焦げ茶色の落ち着いたデザインとなった。
斉藤支配人は、「たくさんの方々に八木ヶ鼻のふもとにある清流五十嵐川の流れるいい湯らていに集まり、楽しく癒されながら、人と人との輪が広がっていくようにとの思いを込めました」と説明し、従業員一同、新たな気持ちでよりよいサービス提供に一層努めていくとした。
この日は、記念品として新しいロゴデザインの温泉袋とボディタオルを来館者にプレゼントした。記念品を受け取った65歳の男性は、「八木ヶ鼻の下にあるのもわかるし、温泉げでいいねかね」、小さな子どもを連れた女性は「スタイリッシュな感じ」と好印象だった。
(坂井)