中小企業大学校三条校(佐藤正博校長・三条市上野原)の看板コース「経営管理者養成コース」受講者のOB会「会縁会(ええんかい)」(竹越康宏代表幹事)は16日、同校で第19回総会を開き、次年度の代表幹事などを決めた。
午後1時に開会し、会員29人が出席。会計報告に続いて、4月1日からスタートする次期代表幹事に第17期受講の西川大さん(44)=上越市柿崎区・株式会社柿崎機械 総務部=、会計監事に第15期受講生の熊倉正人さん(37)=燕市杉名・熊倉シャーリング有限会社代表取締役=の2人を竹越代表幹事が推薦し、出席者全員の拍手で決めた。
次期代表に決まった西川さんは、「会縁会を通じて同じ研修を受けた者同士の心情を分かち合い、共に発展していけるような関係が構築できるよう、そして永続的にこの会縁会が開催できるよう微力ですが精進していきます」とあいさつした。
また、今年度、東京本部から三条校の校長に着任した佐藤校長(51)は、2006年から11年まで三条校に勤務しており、経営管理者コースの13期から17期を担当したという。あいさつでは、三条校は平成4年10月に開校以来、延べ33,000人余りが受講しており、開校2年目からスタートした経営管理者養成コースは、ことしで25期を修了し、終了者は50人を超え、研修の効果をいかんなく発揮していると説明。
三条校の研修の良さとして、マネージメントに関する知識やスキルを勉強するだけでなく、さまざまな業種の受講生同士が議論や協議を重ねて切磋琢磨するなかでネットワークを構築できる。さらに、会社に持ち帰ってからの実行力を養ってもらうところと述べ、「本日の会縁会では、経営管理者コースを修了したあの日の気持ちに帰って頂いて、講義だけではなく、縦のつながりも深めて頂いて、また明日から頑張ろうという原動力にして頂けるような有意義な会になるように」と願った。
総会に続いて、特別研修会に移り、株式会社アルビレックス新潟取締役のofficeKoyama代表の小山直久氏の講演「妄想を現実にする!アルビレックス新潟創業時に学ぶ中小企業経営のヒント」、BCリーグ代表の株式会社ジャパン・ベースボール・マーケティングの村山哲二代表取締役社長、株式会社アルビレックス新潟育成普及部・U-15の内田潤監督、office Koyamaの小山厚子氏をパネラーとしたパネルディスカッション「つながる想いはチカラになる!地域を創った第一人者が語る熱いエピソードのテーマで聴いた。