三条市は22日、4月1日付の職員の人事異動を内示した。異動対象者は全職員1,060人のうちの330人。昨年より60人少なく、近年では小規模な異動となった。
部課長級の定年退職は、長谷川正実経済部長1人で、部長級の異動は、渡辺一美議会事務局長(57)が経済部長、栗山貴行教育委員会教育部長が議会事務局長に異動。遠藤正士教育委員会教育総務課長が教育部長に昇任する。
国や団体などとの人事交流の全体の件数は昨年と変わらず、今回は内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(事業推進担当)付として1人が、東日本大震災以降の福島県関連で南相馬市への派遣が1人、それぞれ入れ替わりとなる。
3月31日付の退職者は、定年退職が31人、普通退職3人の計34人。多いときには50人を超えていた三条市の定年退職者は、平成29年度の41人まで40人台、一昨年の28年度の35人から30人台になっている。
新規採用は、正職員11人、保育所関係7人、消防本部関係3人を内示した。
(坂井)