2018年秋、新潟県燕市で大型ロケが行われたTBS日曜劇場「下町ロケット」のロケ地巡礼のガイドにと燕市は「ロケ地マップ」を作成。3月31日(日)から配布する。
マップには、佃製作所社員が田植えや稲刈りをしているシーンが思い出される粟生津地区の田んぼや、殿村部長が実家へ戻って再会した同級生と飲みに行った吉田東栄町の「鳥道場とりしず東栄町店」、トラクター対決が行われたアグリジャパンのシーンが撮影された燕市役所など名場面がよみがえるロケ地8カ所を地図とともに収録している。
マップはA3判2つ折りののフルカラー印刷。県外の観光施設や高速道路のサービスエリア、燕三条駅、道の駅など県外客が多く訪れる施設で配布するか、31日に燕市文化会館で行われる「下町ロケット」で殿村部長役だった落語家、立川談春さんによる独演会会場でも配布する。
燕市の「下町ロケット」フィーバーを昨年だけに終わらせずに継続していこうという、レガシープロジェクトの一環。26日の定例記者会見で鈴木力燕市長は「燕市の物産を購入していただくきっかけになればと」と期待した。
また、5月18日に燕市吉田ふれあい広場そばで行う毎年恒例の田んぼアートの田植えは「下町ロケット」の主役、佃航平さんをモチーフにデザインするとともに、加納アキ役で出演した朝倉あきさんと鈴木市長によるミニトークも行われる。朝倉あきさんは「下町ロケット」と同じ小説家池井戸潤が原作の公開中の映画「七つの会議」にも出演している。ことしも「下町ロケット」で燕市をPRする。
(佐藤)