燕三条エフエム放送「ラヂオは〜と」(新潟県燕市)のユニット「さとちん電波隊」が長岡市出身の演歌歌手、中澤卓也さんをゲストに迎えた「ハートフルコンサート」が3月26日、燕市文化会館で開かれ、会場満席の630人が来場して大盛り上がりだった。
1998年に燕三条エフエム放送が開局し、2013年に新番組「燕三条系さとちん電波」を放送開始。さとちん、ひとちん、お菊さんの3人がパーソナリティーを務めて人気を集める燕三条エフエム放送の看板番組だ。
番組がスタートした年に「愛の漂流者」と「花魁恋歌」でCDデビューしたこともあり、リスナーの要望もあって15年に初めてコンサートを開き、今回で4回目になった。
さとちんは中澤卓也さんがデビューする前から知っていたこともあり、今回はゲストに迎えた。さらにサポートにおなじみの新潟市のグループ「マンダムズ」からボーカルのナタリー石田さんとピータンくみこさん、キーボードのバルカン坂爪さんがサポートメンバーに加わった。
さとちん電波隊のファンが燕三条地域をはじめ県内各地から訪れたほか、日本レコード大賞新人賞などを受賞するなど人気急上昇中の中澤卓也さんのファンが遠く県外からも訪れた。
あいにく、ひとちんは足を骨折したため今回は出演できなかったが、さとちんとお菊さんがパワー全開でカバー。さとちんは何度も衣装替えして歌と踊りに笑いもたっぷりの圧巻のパフォーマンスを披露した。
中澤卓也さんのファンは応援うちわも用意して息のあった声援も。お菊さんとのデュエットもあって黄色い歓声も上がり、最後のアンコールでは出演者全員がステージにそろって「なごり雪」を歌って締めくくった。
(佐藤)